ポテンシャル枠で採用されて~入社前にやって良かった/やれば良かったこと~

ポテンシャル枠で採用されて~入社前にやって良かった/やれば良かったこと~

ポテンシャル枠でクラメソに入社して3年目になりましたので「入社前の行動で業務に活きた」と思えた事や「行動したけどもう少し深く頑張れば良かった」と感じた内容についてまとめます
Clock Icon2022.07.07

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こんにちは、データアナリティクス事業本部@那覇オフィスの下地です。

7月7日はクラスメソッドの創立記念日です。みんなでブログを書いてお祝いするという流れに乗っかって件名の内容について書いてみたいと思います。

私は2020年1月にポテンシャル枠としてジョインしましたので今年で3年目になります。前職は工場の作業員をしておりましたのでIT業界歴としても3年目になります。 業務を遂行するために日々学ぶことが多く月日が経つのが早いなと実感しております。

入社当初は保守チームに所属しておりましたが、今期(2022年7月1日)より開発チームに移ることになりました。 入社してこれまで目の前の仕事や課題に全力で取り組んできましたので遠くまで来た気分です。 本日は、ポテンシャル枠として入社して、入社前にやって良かった/やれば良かったと思うことをまとめていきます。

1. やって良かった

やって良かったリストを下記表にします。主観にはなりますが主に「勉強」と「行動」に分類されると思います。

# 分類 内容 備考
1 勉強 アプリ作成 工場の在庫管理するための仕組みを考えて作成しました
2 勉強 本読み/動画学習など udemyや本を参考にコードの写経を実施しました
3 勉強 業務改善 工場ではエクセルVBAを使用した業務改善を行いました
4 勉強 不得意な分野を知る フロントエンドが苦手な事がわかりました
5 勉強 得意な分野を知る データベース/サーバサイドは苦にならないことがわかりました
6 行動 勉強会への参加 参加したのみ
7 行動 勉強会へLT枠で参加 アプリを作成し成果を発表
8 行動 勉強会へ主催者側で参加 講師枠として勉強したことを共有しました
9 行動 イベントへの参加 データ分析やweb周りのイベントに参加しました

1.1 行動に関すること

やって良かった一番大きなものは、IT関連の勉強会やイベントに参加していたことです。当時(2016~2019年)はコロナの流行前でしたのでオフラインが主流だったのもあり本当に良かったです。

私は工場の作業員をしてましたので、世の中にはエクセルVBA以外にどのような技術があるかまったくわかりませんでした。そのため、単純に勉強会へ参加したことでpythonやSQLなどの技術があることを学び、これからは「AIだ!機械学習だ!」となぜか意気込んで勉強しました。

この時の勉強会/イベントに参加し続けた結果、たまたまクラメソを知り、入社前に社内に知り合いができたこともあり、ITの勉強は頑張りましたが入社できたのは運とタイミングが良かったなと思います。(後から聞いた話では、ポテンシャル枠の採用を検討していたことや、沖縄のメンバーを増やしたかったという背景もあったとの事で本当にタイミングが良かったです)

1.2 勉強に関すること

前職ではエクセルVBAを使用した業務改善を進めていたこともあり、漠然とIT業界に入ってみたいと考えてました。その際に個人的に勉強を継続していたことは現在の地力となっていると実感しております。また、学習効率を上げるためにはアウトプットが大切だと気づき、LT枠として作成したアプリの発表を行ったり主催者側として勉強会に参加していました。とっても大変でしたが入社前に良い経験をしたと思います。

ITを勉強している期間にweb系やデータ分析など多岐に渡る内容を実践したことで、自分の得意/不得意な分野を知ることが何よりも大切なことだと実感しました。

自分の出来る範囲で勉強は頑張りましたが、前述したようにクラメソに入社できたのはタイミングが良かったのが一番です。ただ、この時の努力がポテンシャルとして評価してもらえたのかなと思っております。

2. やれば良かった

次にやれば良かったことを下記表にまとめます。こちらも主観になりますが「表現力」と「技術力」に分類しております。 こちらの表の項目は、業務を進めるにあたり自分自身に不足していたなと思う観点から記載しております。

# 分類 内容 備考
1 表現力 アプリの全体像を考える 仕様やゴールをできる限り明確化する
2 表現力 アプリの仕様書を作る 全体像から仕様書を作成しまとめる
3 表現力 アプリ作成の想定時間を決める 全体像と仕様から大雑把に制作にかかる目安時間を決める
4 表現力 フィードバックをもらう 作ったアプリは他の人に見てもらい感想をもらって反映する
5 技術力 git操作 チーム開発で必須のスキル
6 技術力 テスト観点 成果物が正しいかどうかの判断点を考えること
7 技術力 エラー対応 エラーが発生したら文章などをじっくり読み込むなど
8 技術力 環境設定 PATHを通したりデータベースに接続したりするなど

2.1 表現力に関すること

振り返ってみると、技術的な要素以上にアプリを作成する上での管理や表現に関する部分への認識が甘かったと思います。 特に全体像とフィードバックへの認識に関して意識できなかったので個別に記載します。

  1. アプリの全体像とゴールを考える
  2. 実業務ではコードを書く前段で何をするのか何をしたいのかを明確にする事が重要です。

    しかし、入社前は「とりあえずアプリを作ってみよう!」というスタンスでした。ぼんやりとした状態で進めていたため仕様不足や想定外のエラーなどで想定通りに進まなかったことも多かったです。また、自分が何をしたいのかわからなくなることもありました。

  3. フィードバックをもらう
  4. 仕事では一回のやりとりで仕様が決まる事は稀で何回もキャッチボールを重ねて、齟齬のない仕様書を作成しその手順通りにコードを書きます。仕様が確定しても動作確認を行う上で修正が必要になったら都度確認します。

    正直なところ、個人で勉強している際は完成したアプリをLTなどで発表することが目的になっていた部分もあり、感想や指摘事項の改善まで対応するという点が欠けていました。

2.2 技術力に関すること

技術力に関することで不足していると感じることは多々ありますが、そのなかでもエラー対応とgit操作に関しては特に不足していると感じました。

  1. エラー対応
  2. 通常業務の対応をするにあたりエラーは頻繁に発生します。エラー発生時の呪文のような文章を読むのは苦しいですが正確に確認する必要があります。

    入社前にエラーと遭遇した際は「テンパって」一旦全部削除してやり直すことも平気でやっていました。。しかしエラーログとしっかり向き合うべきだったと反省しております。この際に自分が遭遇したエラーと解決方法はリストにしたりアウトプットできていると尚良かったと思います。

  3. git操作
  4. 入社前はほぼ個人で開発を進めたり勉強しておりましたので、gitは基本的にpushするのみでした。そのためコンフリクトやブランチの派生法などチーム開発を行う上で必要な知識が不足しており、フローを綺麗に整えることの重要性を理解できておらず入社1年目は特に周りに迷惑をかけた点でもあります。

2.3 やれば良かったことの振り返り

業務を遂行するにあたり不足していた内容を、入社前の勉強期間に補うためにどうすれば良いかという観点でまとめました。 反省点も多いですが、勉強するという点においては勢いや実行力は重要ですし自己学習期間は深く考えずに突っ走ったのは良かった点でもあります。単純に思いついた機能を作るのはとても楽しかったです。

ただ、突っ走って勉強してた期間にほんの少しだけ計画性を持って表現する事が出来れば良かったなぁとも思います。

3. 3年を通した目に見える成果

入社して個人的に頑張ったと思うのはAWSの認定資格です。 入社時に部門長の津熊さんに半年後くらいに「AWS SAP」取得しようかって雑談のように軽く言われたことを覚えております。

「えええ、、マジっすか」って思いましたが入社したからには取ってやる!と思い勉強を頑張りました。半年でとは行きませんでしたがSAPを含む12個の資格を全て取得しましたので本当にやって良かったなと思います。認定資格をコンプリートしたことで以下の表彰対象となったのもとても嬉しかったです。

4. まとめ

ポテンシャル枠として入社しましたが1ヶ月後にはコロナによりリモートワークとなりました。ITキャリアの浅い人間としては隣に人がいない状態で仕事をするのは本当に大丈夫か心配でしたが、チームのメンバーに助けてもらいなんとか切り抜ける事ができました。

仕事をする上で基礎的な内容はある程度わかってきましたが、学ぶべきことはまだまだありますのでこれからも頑張ります。個人的な学びに加え、今年はコロナも落ち着いてきていることもあり那覇オフィスにも出社する回数を増やしたいと考えおております。 また、出社に合わせてオフラインでの勉強会なども実施したいなと考えてますのでどうぞよろしくお願いします。

5. おわりに

クラスメソッドでは一緒に働く仲間を募集しています。

私がポテンシャル枠で入社かつ那覇オフィス所属ですので、関連する記事を紹介します。 この記事を読んでIT業界は未経験だけどアプリを作ってみたり勉強してみて、次どうしようかなって悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。

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